カスタムペイント で最初にラインテープを使って試してみるのが、だいたいこのファイヤーパターン塗装です。アメリカではフレームスと言い、日本ではファイヤーパターンと言う名称で定着しています。ペインターによったり車種やジャンル、オーナーの好みによって様々な色やデザインのファイヤーパターン塗装があります。塗装屋のセンスも良く分かってしまうカスタムペイントテクニックの一つでもあります。ホットロッド系のレトロファンのオーナーだとホワイトからイエロー、オレンジ、レッドでアウトラインはソリッドの赤か青みたいなワンパターンから始まりカスタムペイントの入門とは言え、様々好みのオーナーにも対応しなければならないペイントテクニックでもあります。
●フェラーリのイタリアンレッドで全塗装した後に、シルバーメタリックの粗めベースにハウスオブカラーのパガンゴールドを使って、キャンディーカラーでファイヤーパターンを入れました。日本ではフレイムスと言うより、ファイヤーパターンと言うカスタムペイント名が定着しています。
●女性オーナーで、ピンクとファイヤーパターンが好きだと言うので、このデザインにしました。縁取りはソフトな感じの水色を使い、画像ではあまり見えないがルーフ全体やボンネットにもファイヤーパターンを入れてキメました。サイドのセンターのくぼんだプレスラインはエアーブラシを使ってメッキモール風にペ イントシマシタ。デザイン的に他の人と被らない様にゼロからデザインを考えます。
●ヤマハマジェスティーのオーナーがブラックにシルバーのファイヤーパターンを入れて欲しいと言う事だったのでエアロキットもウチのが付いてるし、ちまちま、ファイヤーを入れてもしょうがないと思い、一度外装を組み付けてからファイヤーパターンをボディー全体に入れてマスキングして再びばらしてペイントする方法にしました。ベースカラーも、ただの黒ではつまらないのでブラックパールを乗せて、シルバーにはミニフレークを使 ってキメました。
●キャンディーブルー系でシブメにしたいと言う事でバイクもアメリカンタイプだったので、フレームスを入れることにしました。ベースカラーはシルバーメタリックの粗めで、フレームスのベスカラーはメッキ調シルバーをラップで入れました。塗装の段差を無くすためファイヤーの縁取りも白で入れて全体をキャンディーブルーでペイントして、最後にレインボーフレークでキメました。今までに無いパターンでキマリました。
●赤をベースに、スポーティーにカスタムペイントしたいと言う事で、とりあえずイタリアンレットにオールペンしてから色々デザインを考えました。アメリカで人気のエアロも付いてるし現地のメーカーのデモ車より、インパクトを出そうと思い、結果キャンディーゴールドのフレームスでキメるコトにしました。とてもキマったので上の画像のエスティマにも採用しました。
●ファイヤーパターン塗装今でもバイクなどで人気のカスタムペイント テクニックの一つです、ユーザーの指定のカラーやイメージやパーターンに答えられるかどうかが問われるテクニックのひとつです。