ハードキャンディーブラックゴールド

ハードキャンディーブラックゴールド

ハーレー純正フレーク塗装の依頼が来ました。

ハードキャンディーブラックゴールドフレークの純正品のフェンダーとフレーク
ハードキャンディーブラックゴールドフレーク

ハーレーのアメリカ製のバガーキット をハードキャンディーブラックゴールドと言う純正カラーでペイントして欲しいと言う事でペイントするパーツとカラーサンプル用にフロントフェンダーを外して持ってきてもらいました。

なんでも背もたれのバックを他店で塗装材料まで取り寄せてペイントしたけど黒過ぎると言うので、ついでに見せてもらうとフレークが純正の半分ぐらいしか埋まっておらず、隙間だらけでベースのブラックが沢山露出して別物のような色に仕上がっていました。さらにブラックキャンディーのファイヤーまで入っていました。かなり塗装料金を取られたようです。

ハードキャンディーブラックゴールド用のフレークを用意する。

ハードキャンディーブラックゴールドフレーク色見本用の塗り板を作る。
ハードキャンディーブラックゴールドフレーク色見本

ルーペで見ると、通常のメタルフレークやハウスオブカラーの0.4mmフレークより粒が気持ち細かい六角形カットなので同じ形・サイズのフレークのシルバーとゴールドを三色に絞り込んで、シルバーとゴールドをブレンドして、三パターンの塗り板を作りIとⅢに絞り、上半分に一応薄くキャンディーブラックをかけて見ました。キャンディーブラック無しのⅢで決定しました。ラメのブレンド量は黙っておきます。 

ハーレーのパーツを、いよいよ塗装

ハーレーのパーツをハードキャンディーブラックゴールド塗装しました。
ハードキャンディーブラックゴールド塗装

ブラックをベースに純正フェンダーを見ながら

フレークの埋まり具合を、調整して塗り上げました。フレークの隙間を調整しながら、ペイントするので、塗り慣れていないとフレークの濃い所と薄い所を出してしまう可能性が高い、フレーク塗装だと思いました。そうなった場合そこでアウト塗りなおしです。

フェンダー、サドルバック、サイドカバーの5点で、真ん中にあるのが純正フェンダーです。フレークの頭が出ないように気をつけて中研ぎクリヤーコートも時間をかけて数回行いながら仕上げます。かなり良い感じで仕上がってきています。翌日もう一度中研ぎしてクリヤーコートしてゴミのチェックをしたら完成です。

 

ハードキャンディーブラックゴールドフレーク塗装に使ったフレーク

ハードキャンディーブラックゴールドフレーク塗装用特注フレーク
ハードキャンディーブラックゴールドフレーク塗装用フレーク

左の画像の物が、今回使用した特注フレークです。あと数本分はあるので、興味のある方にはお売りする事が出来ます。